学生時代にひどくニキビができた時期があります。
ニキビそのものは1年ほどで徐々に減っていったのですが、残念ながら肌にはたくさんのニキビ跡が残ることになりました。
かなりコンプレックスだったのですが、ニキビができていたときからきちんと洗ったりケアを行ったりしていましたし、跡が目立つようになってからも色々な対策を取り入れてみましたが効果はありません。
どうすることもできないものだと諦めており、大学生からは化粧を行うことで隠すようになりました。
大学生になってから嬉しいことに恋人ができました。
高校生までは顔のコンプレックスもあって、自分から恋愛に積極的になることができなかったのです。
けれども、大学に入ってからは化粧でニキビ跡を隠せたので、今までよりも積極的に振る舞うことができていたのだと思います。
恋人ができてからしばらくは幸せな気分でいっぱいでしたが、あるときお泊りしようと誘われてから幸せな気持ちが一気に暗い気持ちに変わってしまったのです。
彼には顔のコンプレックスのことを伝えておらず、いつも万全の状態でしか会ったことがありません。
誘ってくれたお泊りの内容は温泉旅行で、化粧を落とした姿を見せざるを得ないのではないかと感じられました。